nanimonaichan’s diary

日記。書くことで頭を整理しています。

映画、さらば青春の新宿jamを観た

昭島movixでの爆音上映のラインナップのひとつだった。

コレクターズは知ってるし、モッズという若者文化を知りたいという気持ちがあり、去年から観たいと思っていたのだが、タイミングが合わずにずっと観れずにいた。

そんな中、昭島で上映後はリーダーのトークショーも付く上映があると知り、早々にネットで予約して当日を心待ちにしていた。

当日、映画館に向かうとモッズコート(正確に言えば、モッズコート風)を着たおばさま達が入り口で待機していた。ん??なんだこの集まり・・・と一瞬思った後理解した。そう、みなさまコレクターズファンなのだ。だからその恰好ね。正直驚いた。この年代がファン層なのか。30年以上続いているバンドであるし、よく考えれば納得だが。

6年くらい前、友人にthe pilloweの何周年かの記念ライブに誘われて行ったことがある。その時、会場で隣り合わせた20代と思われる男性が細身の三つボタンの黒いモッズスーツを着ていた。その時、あ、これがモッズなんだな!と感動した思い出がある。とても素敵だった。その人は、ライブ終わりにコレクターズからピロウズに送られた花をスマホで撮影し、足早に会場を去っていった。この人、コレクターズのファンでもあるんだ。と思った私。コレクターズのファン=かっこいいモッズの人という単純な構図ができてしまっていた。だから、入り口で待機するコレクターズファンの感じに驚いたのだった。今、若い世代でモッズっているのかな?

映画館に入り、自分の席に座って辺りを見渡すと、前列中央辺りはコレクターズファンの女性で埋まっており、アイドルのコンサートかな?純列かな?という感じ。アイドル映画ってこういうことだ。こういった人達にコレクターズは支えられているのだなと感慨深かった。自分はコレクターズの楽曲は知っていても、実際ライブには行った事はなく、コレクターズファンの友人もいない。自分のような人は今回の上映をあまり観に来ていなかったのだろう。

肝心の映画はおもしろかった。

しかし、予告編を観て想像していた感じとは違った。いろんな側面からコレクターズを切り取ることは可能だし、おもしろいと思う。編集、大変だっただろうなと思った。多くの場面が味わい深い絵だった。

大学時代、ゼミの発表のテーマにモッズを選んだことがあった。しかし、日本のモッズシーンを調べるのには情報が少なくて苦労した思い出がある。あーこの情報ほしかったなーというくらい綺麗に日本のモッズがどういう活動をしていたかもわかった。

上映終了後、パンフにリーダーからのサインをもらい、握手をしてもらった。感動した。嬉しかった。かっこよかった。この人が歌を作ってきたんだよなー。

あと3回くらいは観たい!観るたびに新たな気付きがありそう。